●子育ては親育て

 こんな普通体験できないようなことを体験できたのも、知的障がいの子供を授かったおかげと思います。

3才から小学校6年生までの間、毎日毎日、子供に教えることを考え、時には、自分の感情をぐっと抑え、我慢、我慢という生活を考えると、子供を教育するというよりかは、自分自身との闘いの日々であったと思います。

息子の成長というより、親が息子に成長させて頂いたと感じます。

息子45才、母親72才、今では、息子に随分助けられた生活を日々を送っています。