もし、自分の子供が、何らかの障害を持っているとわかった時、親として子供に対し、どのように対応し、子育てをしていったら良いか?悩む親は多いと思います。

何か他の子供と違う、でも、どうしたら良いかわからない。親が精神的に不安になると子供は鏡となり、ますます訳の分からない行動をとる。それを見て、親はますます不安になる。それの繰り返し。まるで、同じ洗濯機の中に入り、グルグル回っているようです。1歩も前進する事ができません。

私も最初はそうでした。

でも、解決策を見つけるべく子供を連れながら積極的に行動したところ、素晴らしい先生方と巡り合い、母親としての心構えを学び、考え方、指導法を学ぶことができました。

その答えが子供が43才になった時、先生方の考え方に従い、実践してきて正しかったとわかりました。

その素晴らしい先生方の指導法を、実践し成果をあげた私が、次の世代に伝えていけば、先生方も天国で喜んでくれるのではないか、私に果たされた役目と思い、ホームページを作成しました。

 

障がいの息子は、45才の現在でも言語能力は1~2才程度で、障がいが治るという事ではありませんが、一般企業に就職でき、正社員として働いております。

相手の言う事は理解できるので、日常生活では、一人で行動し、買い物もでき、普通の日常生活を送っています。重度と言われた自閉症の息子が、障がいを持っていても、一般社会の中で生活できるようになったということは素晴らしい成長だと思います。

母親として導き指導したのは、

3才から小学6年生まで、10年間(小学校入学は1年遅らせています)だけです。

中学生になったら本人の意思を尊重し、突き放し、自分で行動し、失敗することを体験させ、学ばせていったことが本人の自信につながり、一人で行動できるようになったと思います。

幼少期の教育が土台となり、本人自らの成長につながったと思います。

息子の養育歴を参考にして頂き、各ご家庭と子供さんに合った方法を見つけ出し、子供の「発達の芽」を伸ばすがごとく、導いていけば、障がいを持っていても成長すると確信いたします。

 

母親が常に冷静になり、客観的に子供を見て、焦らず、待ってあげ、褒めて教育していけば、成長し、一般社会の中で生活できることをお伝えしたいと思います。

 

関係リンク先


いたづら書きでも、几帳面に丸が並ぶ。

4才、幼稚園で版画。

鳥?人間?

 

5才。ハサミを使って、数字を作る。